■名誉指揮者■
滝澤 尚哉(Naoya Takizawa)
東京都出身。武蔵野音楽大学卒業後、渡米しカンザス州カンザス大学大学院に入学、吹奏楽指揮法を専攻し、指揮法、編曲法、吹奏楽史をジェームズ・バーンズ、ロバート・フォスター、トーマス・スティダムの各氏に師事。同大学バンド、バーンズのアシスタントとして副指揮者を務めた後、ディレクターに指名され、同大学バンドの指導を行った。在学中、フレデリック・フェネル、ジョーン・ブージョア(第25代米国海兵隊バンド・ディレクター)から指揮法の薫陶を受け、デイビット・ホルジンガー、フランシス・マクベスなどアメリカを代表する作曲家などと多数、共演した。2000年12月、日本人として初の同専攻のマスターを取得、同卒業。
現在、吹奏楽指導者として日本のみならず、アメリカ、シンガポールなど各国にて客演指揮者、指導者、審査員として活動する傍ら、米国吹奏楽史の研究、執筆、作曲家との交流も積極的に行っている。
また、Jan Van der Roost、Bert Appermont、Robert Child各氏を始め数多くの吹奏楽、ファンファーレオルケスト、英国スタイルブラスバンドの第一線で活躍する作曲家、指揮者の来日の際にはコーディネーター、通訳を担当している。
米国学生バンド協会Kappa Kappa Psi, Tau Beta Sigma 名誉会員、東京ファンファーレオルケスト常任指揮者、千代田区立九段中等教育学校吹奏楽部音楽監督。洗足学園音楽大学講師。当団第28回定期演奏会客演指揮者を経て、2006年7月より常任指揮者。
2020年3月末をもって常任指揮者を退任し、名誉指揮者に就任。